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「他人の得が許せない」心理はなぜ起こるのか

「他人の得が許せない」心理はなぜ起こるのか

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他人の得が許せないという心理

 

最近、こちらの記事を見ました。

dot.asahi.com

 

「他人の得が許せない」という人間の嫉妬の感情についての記事です。

今回は、この記事を読んで得た気づきをまとめてみました。

 

他人の得が許せないのはなぜか

 

他人の幸せ、成功を「うらやましい」と思うことは誰にでもあるはずです。

そこで「自分も努力してあの人の位置まで上がろう」と考えられるのであれば望ましい話ですが、しばしば「ずるい」という否定的な感情を抱くこともあります。

 

例えば、「芸能人への異様な誹謗中傷」「努力を冷笑する分化」。

これらはいずれも、「他人の得が許せない」「ずるい」という心理が根底にあると思います。

(本当に不正行為や悪いことをした人がしかるべき批判を受けるという場合もありますが)

 

ではなぜ人は、他人の得が許せない心理になることがあるのか。

 

その理由について記事内ではこう言及されています。

「自分中心の心があるからだと思います。自分にとって好ましいことばかりを追い求め、都合の悪いものに対しては拒絶するだけでなく、時には腹を立てます。そうすると、自分の都合でしか物事を見ていないから、結果的に物事の本当の姿が見えなくなるという事態を招いてしまいます」

 

出典 

「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く (4/5) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

 

「すべてが自分の思い通りじゃないと許せない」という自己中心性によって、物事の本質が見えなくなる。

 

要するにこれは、「求めれば何でも与えられて当然」「自分が絶対」というマインドを持ち続けた結果、他人の幸せが許せなくなる。ということだと思います。

 

「他人との関係で自分が常に『上』で、相手が『下』だと信じて疑わない人は、『下』の人間が自分より得をしている場面に出くわすと発作を起こすように攻撃的な感情を抱いてしまうことがあります。平等意識も同じ構図です。みんな平等だと思っているかもしれませんが、この世の中で何から何まで全員が平等なんてあり得ないですよね」

 

出典

「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く (3/5) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

 

スターの言葉からわかる「物事の二面性」

 

しばしば人々の羨望、嫉妬の対象になるのは、芸能界にいるスターや有名人だと思います。

目に見えている部分だけを見たら彼らは全てを手に入れているように見える。

しかし実際はそうではない。

それに気づかせてくれるスターの言葉がいくつかありますので紹介させていただきます。

 

SHINeeテミンの言葉

www.youtube.com

韓国の音楽スター、SHINeeテミンのドキュメンタリー番組での言葉。

 

テミン(SHINee

たしかに僕は失敗していないけど、本当に休んだことがありません。小6から。本当に全力で生きてきたといえます。

 中学の時から秋夕(韓国のお盆休み)もクリスマスも楽しめなかったし、練習室に通って一人で練習していました。

人々から、「良いよな、失敗したことがないなんて」と言われると腹が立つ。「失敗したことがないっていいな」と言われると、「僕が頑張ってきた時間は無くなるのか?」と思う。

 

 SHINeeジョンヒョンの言葉

www.youtube.com

 SHINeeジョンヒョンが、ラジオ内で語っていた言葉。

 

リスナーからの相談

ジョンDみたいに確信をもって行動する人を見ると本当に羨ましいです。私は嫌なことを避けながらここまで来た感じです。それでもどうせ始めたなら最後までしなければいけませんよね?

 

ジョンヒョン(SHINee)の回答

やりたいことをやっているからと言って常に楽しくて幸せというわけではないと思うし、準備する過程がつらくて疲れるだけではないと思います。やりたいことを準備する過程で楽しくて幸せなこともあるだろうし、やりたいことをやること自体も辛くて疲れることもあると思います。全てのことは両面を持っているのだから。

僕が思うに、やりたいことを確信を持ってやっている人たちを羨ましく思うかもしれませんが、その人たちはあなたを羨ましく思うかもしれませんし。あまりそういうことは比べたり他人の基準点を一緒に置くのは違うと思います。

 

マイケルジャクソンの言葉
マイケルジャクソンの自伝内での言葉。
 

 マイケル・ジャクソン 

僕らにジェラシーを感じる人たちもいたと思います。たとえ、そうだったとしても僕らは、自由な時間、学校の勉強、友達といった多くのことを犠牲にしてきたのですから、誰にもねたまれる筋合いはないはずです。

出典 河出書房新社 ムーンウォーク/マイケルジャクソン自伝 田中康夫 訳

 

 「あの人が羨ましい」という感情はほとんどの場合、

 「あの人の良いところだけ欲しい」という強欲からくる感情だと思います。

 

 「何もかもが思い通りになることはない」

「一つを得れば一つを失う。誰もが皆、そのなかの一つを選んでいるだけ」。

このように、人生には良いことも悪いこともあるのが当然であり、物事には2面性がある。

 

スターは基本的に努力する姿を人々に見せないということもあるかもしれませんが、

人が努力して得たものを「ずるい」と感じてしまうのは、不都合な現実を受け入れられない自己絶対感があるからだと思います。

 

(努力はしたくない。でも優位に立ちたい。そうなった時に「他人を自分の位置まで下げようとする」ことを選択してしまう)

 

 間違った平等意識

 

もともと人が他者に攻撃的な言動をとってしまうケースは『ルサンチマン』という本能的なものであるようです。

 ルサンチマンとは、「強者に対する弱者のねたみや恨み」という意味だ。准教授が経験した例では、授業をきちんと受けながらも成績が心配される学生が弱者で、授業を受けなくても成績が良い方が強者と言えるだろう。大嶋さんは「多くのケースで、『弱者がすることは正しい』と思い込んでしまう傾向があります」とも指摘する。

出典 

「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く (3/5) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

 

「 弱者がすることが正しいと思い込む」

 

ここに関して、見事に言語化されているラジオがあるので引用させてください。

www.youtube.com

 ヒップホップユニット、クリーピーナッツがラジオ内で語っていたことです。

 

R指定クリーピーナッツ)

本来、正義とかモラルってもん自体が、僻みとか劣等感から生まれたもの。

、全部野放しにして法律とか無しにしたらそりゃ強いものが勝ち残っていくけど、それじゃあちょっとあかんから、負ける者のためにルール、正義を設けている。

今は正義の力が強くなりすぎて、それ(正義)が僻みから生まれたということを理解しないまま当たり前のようにみんな正義を振りかざしてる。

 もうちょっと健全やったら、うらやましいものに悔しいなと唾を吐きながらも、今に見とけよと、相手のハードルが高いから自分のハードルも上げてそのハードルを越え努力するみたいなところがあったのに、今は、相手のハードルが高いってなったらそれを悪にして自分の低いハードルまで引きずり下ろす。

 

 

誰かを羨ましいと思うことは健全な反応です。

しかし、その感情を無かったことにして、成功を「悪」に見立てるようになると厄介なことになる。

 

自分の弱さを認めるのは誰でも苦痛だと思います。

 

だからこそ、自分を正当化してしまうのは人間なら誰しもが陥りやすいと思いますので、自分も気を付けようと思います。